5.完成考察 2007年1月11日
|
さて
鞘にヤスリをかけてみたが、荒すぎて毛羽立ってしまった。 要反省。
やっぱり反りが強すぎるし、刀身の幅は狭すぎ、柄は太くなっちまったし、鞘はハバキに合ってない。
おもちゃですな。
しかしながら当初の目的の技術蓄積と軽量化のノウハウは達成できたかと。
軽量ぐあいはこんな感じ。 全長は鞘込みで58cm。
|
|
トータルで116gか〜・・・ やっぱ鍔が重い。バルサ材は軽い。
はばきは、もっとしっかり作りこまないと全体に悪影響が出る。鞘とも合わせられなくなるし。
柄巻きの化粧は貼る付けなら段差はいらないなぁ、 もっと細くしたいところだし。
今回の決算 左は面積比計算で実際にかかった分。()内は原単価。
フォーレックス 450×600×1mm 340円( 680円)
フォーレックス 450×600×2mm 690円(1380円)
バルサ材 600×80×2mm 2枚 360円(180円)
バルサ材 600×80×3mm 2枚 420円(210円)
バルサ材 600×80×5mm 2枚 540円(270円)
中国産正絹平紐 幅10mm 2.5m 350円(140円/m)
溶剤接着剤 570円
計上外
両面テープ
箸1本
合計 3270円
単価でいえばフォーレックスが一番高めになるが、バルサ材が意外と高い。それとは別に絹紐で値段相当のものが入手しにくい。
なんとも多難な仕様である。
ハバキと柄尻に樹脂粘土でモールドを作ると、重さ100g、価格600円が追加されることになるが、やってみたいところ。
刀身形状に欠点もいくつか見えたので、次作では補正していきたい。
柄巻きは、今回10mm平紐でやってみたが12mmでも試してみたい。 イメージが変わって見えることに期待して。
さて、次回いよいよ本番って言うか本命。 「天鎖斬月」作成!
「試製 小太刀」のノウハウ蓄積はこいつのためさっ!
|
|