コスプレ用 試製小太刀 作成レポート
拵(こしらえ)編〜1


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 1.?(ハバキ)を作ろう 2006年11月25日
 
はばき  
  「はばき」の漢字がうまく表示できん・・・
 
  本来の刀では、鞘と鍔の位置と角度を決める
 精度の必要なものなんだが、
 まぁそこまで精度は求めないので、端材で作る。
  使用面積も小さいしね。
 
組み立て後  
  組んでみてこんな感じ。
 
 ・・・と、あっさり書いてはみたものの
 実際には結構試行錯誤してしまった。
 
  進捗が遅かったことも合わせて実に2週間も間が空いている。
 この間、接着をミスったり、樹脂粘土にしてみようか迷ったり
 出張で家を空けたり、色々。
  まともにやるなら今後は樹脂粘土にしてみよう。
 
組つけ  
  組み付けるとこんな感じ。
 鞘(さや)に接触する部分を斜めに削ってある。
 ホントは刃の部分はくっつけてVの字にするんだが
 この辺は形状ミス。 今回は開放型です。
 
 
 
 
 2.鍔(つば)を作ろう? 2006年11月29日
 
鍔  
  ・・・じぃ〜 〜 〜 〜 ・・・・
 
 
ごりごり  
  えいっ!
 
 ゴリゴリゴリゴリ・・・・
 
 
入った(笑)  
  入った!(笑)
 
  と、言うわけで、こいつをそのまま利用ってことで。
 
 
 
 
 3.柄を作ろう〜そにょ1 2006年12月17日
 
拵型紙  
  出張が多いとまとまった時間が取れないんだよなぁ・・
  (言い訳)
 
  鞘(さや)と柄(つか)を含めた全体像を工作用紙に
 描き込む。
  やっぱ最初にこれをやっておかないとバランス悪いね。
 切り出して型紙にします。
 
積層型成形  
  型紙を使ってバルサ材を切り取っていく。
 まずは柄(柄)だけ。
 
  バルサ材は軽くて加工しやすいので、5mm厚くらいまで
 カッターだけで切れます。
 ホントはカットソー(工作用薄刃鋸)が良いんだけど
 ま、適当だし。
 
 画像上から板厚2mm・5mm・3mm・3mm・5mm・2mmを
 使ってます。
 2mmものは1mmでも良かった。
 
接着  
  接着してこんな感じ。
 材質がバルサ材なんで木工用ボンドが最適。
 真ん中の四角い穴は、幅6mm。茎(なかご)が入るようになってま。
 
  んで、しばらく乾燥しておきましょう。
 
 
 
 
 4.柄を作ろう〜そにょ2 2006年12月20日
 
柄概形  
  完全に乾いたのを確認して削り出し。
 木目に気を付けさえすれば、カッター1本でザクザク削れます。
 
 最外の2mm板は、この時点で半分の薄さに。
 茎の入る部分は、角度調整していきます。
 
ちょっとだけ縁  
  ある程度削ったら縁(ふち)を余ったフォーレックスで作る。
 曲げ加工なので、加熱−成形はすばやく。
 
  これも合わせながら角度調整。
 
 内部構造はこんな感じ。
 
仮組み上げ  
  できている分を組み上げてみる。
 やっぱり刀身が短いなぁ。 反りも大きいか。
 
 技術蓄積の試作なんでこのまま進行。
 
  ちなみに、この段階で重さ約70g。
 Lサイズの卵1個くらいと思いねぇ。
 
 
 
 
 5.鞘を作ろう 2006年12月25日
 
鞘概形  
  基本作業は柄と一緒。
 ただし、板厚の並べ方がちょっと異なってて
 画像上から板厚5mm・2mm・3mm・3mm・2mm・5mmを
 使ってます。
 柄みたいにぎっちりじゃなく
 刀身周りに余裕を作って
 鞘口(サヤクチ)の形状は、はばき合わせ。
 今回ははばきが角ばってることもあるので
 鞘口は まんま四角で。
 
仮組み上げ  
 これも木目を気にしながらカッター1本でザクザクと。
 気が向いたらヤスリがけしますが、一旦このままで。
 
 ホントは周りに何か貼り付けて装飾するのが理想だけど
 今回はやりません。
 
  さて、次回いよいよ柄巻き。
 拵え編も2部構成に変更です。
 
 
 




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