(出張ついでの)菌類のふしぎ展レポート

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 1.前置き 2008年11月15日
 
でっかいオリゼー  
  事の起こりとしては、この日。 いつものごとく
 本社出張に行く先の高田馬場駅。
 電車待ちでちょっと、カメラを覗いていると
 (どんなシチュだよ)、線路脇の立て看板に
 でっかいA・オリゼーが見える。
 
  国立科学博物館で「菌類のふしぎ展」なるものが
 催されているらしい。 珍しく全くノーチェックだったり。
  石川雅之先生が、結構な協賛をしているらしいので
 これは是非とも見に行かねば。 と思いつつその場を後にした。
 
 上野なら研修出張がある時に行けるかな? との算段です。
 
 
 
 
 2.日が過ぎていく 2008年12月16日
 
 
  出張自体は何度もあったものの、単独行動ではなかったり 時間が無かったり ほかの事を優先したりと
 なかなか行く機会が訪れない。
 こういうのは普通、待つものではなく計画するものなんだが、逆にこういうのは計画して行かないのがBFNていすと。
 行き当たりばったりだと、余計な手間はかかるが、感動は新鮮になるのだよ。
 
  ってなことを言ってるうちに、早1ヶ月。 とうとう時間に余裕の有る出張が訪れます。
 ま、出張自体は行ったり来たりの余裕の無いものだったんですけどね。
 
 
 
 
 3.連泊出張 2008年12月18日
 
さぁ上野に行こう  
  研修会が午前のみで終了し、翌日も本社会議のあるという
 微妙な日程。
 研修のあった神田から すぐに向かえる上野駅へ向けて
 移動開始。
 国立科学博物館の場所を、買ったばかりの携帯電話の。
 Googleマップアプリで、ちょいと見ただけで
 「あー、上野駅の左(西)ね。」程度の下調べで向かいます。
 (そんなのは下調べとは言わない)
 
  え?画像が神田駅じゃない?
 気のせい気のせい(笑)
 
 
 
 
 4.上野到着〜国立科学博物館へ 2008年12月18日
 
ありゃ、ずいぶん違う  
  乗った車両の都合もあり、上野駅不忍口から外へ。
 まぁ、進行方向左に行けば上野公園に出るだろうし、
 上野公園に行けば案内板があるだろうと考え移動開始。
 
 上野公園に入り、案内版見っけ。
 ・・・なんか人だかりが途絶えないんですけど。
 (撮影しにくい)
 
  最寄はストレートに「公園口」のようで。
 
なんか堆肥臭い  
  ずいぶん離れたところに降りたことを知って
 散歩のするように移動開始。
 近づくにつれ看板も増えてきました。
 
  それに加えて、なんかどんどん堆肥臭くなっていきます。
 ・・・まさか発酵の実演(笑)やってる!?
 
 当然違いました。(近くで堆肥撒いてたみたい)
 
現着  
  そうこうしている内に到着。
 呼び込みやってますね。
 
ここから先はネタバレ含みます。
  まだ会場を見ていない人で、楽しみたい人はご注意を。
 
 
 
 
 5.入場 2008年12月18日
 
お出迎え  
  常時展示の場所とは ちょっと違うみたいです。
 奥ばった所に入り口がありました。
  チケット販売と専用入り口とわけられていたけど
 コレって混んでる時用だよなぁ。
 
入場チケット  
  チケット購入。
 裏面は特筆すべきことは無いんで割愛。
 表面・・・妙な所がカラーで
 なんか浮いてる。
 
 一般当日で1300円ですが、前売りで1200円とか
 隣りのフェルメール展見てると100円引きとか
 団体割引とか、他の館の見学とあわせると
 半額になる組み合わせなんかもあります。
 他に見るものがあるなら、組み合わせを調べてみましょう。
 
入り口  
  いよいよ会場入り口。
 ここから地下へ向かいます。
 500円追加で音声ガイダンスが受けられるようだけど
 今回はパス。
  でも、今にして思えば 聞いとけば良かったと若干後悔。
 オフィシャル・ガイドブックは最後の物販でも買えますので
 ここで買う必要は無いです(買っちゃった)。
 手荷物がある場合、ここでロッカーに預けるのが吉。
 この時、私は2泊出張装備の手かばんだったんで
 中で疲れました。
 
会場MAP  
  とりあえず、簡易の会場MAPも取って(手渡しじゃ無い)
 エスカレーターを降りていきます。
 
 
 
 
 6.展示見学1 2008年12月18日
 
もにたー説明  
  基本的に中は撮影可。 でも動画撮影は不可。
 最後の方の「小林路子さんのミニギャラリー」と
 物販コーナーは撮影不可。
 でも石川雅之先生の「もやしもん原画展」は撮影可。
  という構成なんでご注意。
 
  展示の要所要所にモニターでの説明があります。
 全体的に薄暗い展示場なんで、撮影には工夫が要るかも。
 
樹先生の解説  
  樹先生もお出迎えしてくれます(笑)
 専門分野の説明なのに、ほぼ全ての人が
 立ち止まって熟読してます。 なんだこの空間(笑)
  どう見ても、ほとんどが菌に関係ない一般人なのに
 ここまで真摯に見学される展示って珍しい。
 
企画者のこだわり  
  展示も 現物+見出し+詳細解説 が基本なんだけど
 ケージがシャーレみたいな形状をしていたり
 もやしもんキャラが常に配置されてたり
 良く見ると、うしろの壁も展示のテーブルも
 全部ダンボール製!
  すげー。 こだわりと「粋」を感じます。
 
現物展示  
  中には標本だけでなく、樹脂を含浸させた現物キノコや
 触れる展示物(キクラゲとかだけど)
 匂いを嗅ぐ展示物(マツタケとか)
 変化する展示物とか様々です。
 
現物展示 触覚 現物展示 嗅覚
瓶詰め? でかい
オリゼー  
  もちろん遊び心も忘れない。
 そこかしこに菌達の模型(おもちゃ)が満載です。
 
 「わー」の書き込みには笑った。
 
セレビシエ? ニガーもいる
台所がたいへんだ  
  中でも特殊だったのが、このコーナー。
 家を模した壁中に、そこに「居る」であろう菌の模型が
 大量に展示されてる。 説明もあるぞ。
 天井に吊るされてる分は、空気中表現か。
  こういう展示は、心無い閲覧者の手で持ち去られることが。
 多いのだろうけど
 この空間は、あまりそんなことが無さそう。
 みんな手で触れるのに 大切にされている感じ。
 初期の頃とか、実態は不明だけど。
 
全体像 中央もにた
お風呂場 説明
巨大みかん箱  
  巨大なみかん箱。
 当然リアルダンボール製(笑)
 菌も豊富だ(笑)
 
  ここからもうちょっと行くと折り返し。
  
 
 
 
 7.実はこれがメインだった(笑) 2008年12月18日
 
らくがきなんだよな  
  ここまで来ると半数以上は気がつくはず。
 ダンボール設備もあってか、
 そこかしこに石川雅之先生の落書きがしてある。
 しかも菌達のコメントがまたイイ(笑)
 途中で一個見つけたとき、思わず引き返して
 他のものも探しちまった。
 以下、発見した落書きコレクション。
 最大のネタバレ事項なんで、閲覧注意だ!
 
 あ、クリックするとちょっと大きくなります。
 
  ここまでやっといて何だけど・・・
 あまり意味無いな・・・この撮影・・・
 
 
 
 
 8.展示見学2 2008年12月18日
 
お絵かき  
  さて、後半戦。 雰囲気はガラっと変わって
 いきなりアートです。
  でも菌(笑)
 
美術館?  
  雰囲気はこんな感じ。
 博物館っぽい?
 
カビ  
  原作関連で、カビで描くオリゼーその他。
 これって・・・固定してるよね?
 もちろんキャンバスはシャーレです。
 
きのこアート  
  引き続き きのこアート。
 「日本きのこアートの会」ってのが有るんですね。
 
  一見すると恐竜の絵が・・・
 きのこだ!(笑)
 
恐竜絵画 でもきのこ
ずらり  
  そんなのが他にもずらっと。
 
偉人伝  
  そこを抜けると、研究者達のパネルが。
 リアル樹先生・・・とは言いがたいか。
 
野外活動  
  フィールドワークの図。
 ホントに外にいることが多いらしい。
 
わかりにくい  
  続いてヤコウタケのコーナー。
 入り口の説明によると、本日は75%らしい。
 日によって光量が変わるんで、表示しているとのこと。
 
  覗き窓が小さいんでわかりにくい・・
 ちょうどダンボール箱の取っ手から覗いてる感じ。
 (ホントにダンボールだけに)
 
 
  それと、押しボタン式でライトを明滅。 隠し絵的 きのこアート。
 ブラックライトですかね?
ニコマーク ひまわり
共存がてーま  
  最後の方になって、人間と菌との共存をテーマに
 ずらっと並べてるパネル。
 
  そのパネルの手前に、とどめとばかりに標本類。
 きのこは現物らしい。 手前に携帯電話置いてみたが
 デカさがわかるだろうか?
 
寄生 これは模型
共生 右がきのこ
腐生 ニオウシメジ
おやくそく  
  最後(から二番目)は、おやくそく。
 顔を入れるヤツ。
 
  なんか、やたら立派な一眼レフ持ったカップルが
 これに入ってバシャバシャ撮ってたけど・・・
 
  あ、ラストは場所が変わって最後になったらしい
 顕微鏡でサンプルを覗くコーナーでした。
 
 
 
 
 9.展示見学3他 2008年12月18日
 
まだ外だもん  
  さて資料展示は終えて、後戻りできなくなる訳ですが
 少々廊下を抜けてギャラリーに入ります。
 
 まず始めに目につくのは
 きのこ画家
 小林路子さんの
 ミニギャラリー。
 
  基本的に撮影は禁止ですが、
 この画像は禁止域外から撮影したもん(<いいわけ)
 ホントはやめましょう。
 
まだまだ外だもん  
  小林路子さんの画集も置いてありましたが
 プロフィールに「あだ名は「仙人」」とある。
 なんでかってーと、「きのこなど描いてもカスミくらいしか
 食えないだろう、という意味」だそうだ。
 
  いいな仙人・・ボソ
 
許可らしい  
  石川雅之先生のもやしもん原画は写真撮影OK。
 といっても直筆ってわけじゃないですが。
 
  写植は生々しいです。
 
原画1 写植
買った  
  最後の物販は、ふたたび撮影禁止。
 クリアファイル、ノート、ポスターとか買いました。
 予約受付中で12月25日発売になってた
 「金のオリゼー 銀のセレビシエ」付き前売り券は  欲しかったけど取りにこれないので断念。
 ペア券だったしね。
とどめ  
  最後のシメは外の外壁モニター。
 CMやってました。
 
 
 
 
 10.堪能しましたぁ 2008年12月18日
 
くじら  
  いやー、見直しも含めて たっぷり2時間。
 思いっきり堪能しました。
 
  こういう機会はなかなか無いので、博物館見学としても
 楽しめました。
 
  最後に一言。
 女性の見学者も多いです。
 「机の下」をチェック&撮影する時は
 十分誤解の無い様に気をつけましょう(爆)
 
 
 




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